何かが違う

前回は、会社までの約20kmで起こった話だったが
今日はサイクリングコースで気付いたことである。

休日を利用してつくばリンリンロードを走ってみた。
すれ違う人々が挨拶をしてくれるのがなんとも心地良い
ロードタイプ、マウンテンバイク、軽快車など様々な自転車を見かけた。
休憩中に隣に止まっているマウンテンバイクを眺めていると
何かが違う・・・・・・・

ハンドル取付部の形状(アヘッドのことね)、

シートポストの太さ、

サドルの高さ、

フロントフォークの剛性感、

スプロケットの輝き、

ペダルの形状、

ホイール取付部の形状、

違う、明らかに違う!

さすがに高いバイクは造りが違うな~ ま、俺のは¥12800だからこんなものか
という程度の感想だった。

走行中、結構スピード出していると思っていても、スイーと抜かされる
やっぱり走りこんでる人は違うなー俺の脚力はまだまだだな
という程度の感想だった。

とりあえずサドルは低すぎたようなので、スポーツ自転車系の
ネットショップでシートポストを早速購入
前回購入したVブレーキと同時に取り付けてみた。

サドルの高さはネットで検索して調整、ずいぶんスピードを出しやすくなった
ブレーキはリアのみだが カチッと動作するものになった。

これが間違いだった!

グレードアップしたくなり、ネットショップをウロウロしてパーツを購入し始める。
ハンドルバー、バーエンドバー、サドル、シートポスト、タイヤ、チューブ

この時点で換装パーツの価格が本体価格を遥かに超えてしまう
ネットショップをウロウロすることによってこの自転車がスポーツ自転車と
異なることを痛感する。

そう、この自転車はルック車なのである。¥12800が正当な価格の自転車なのだ。
スポーツ自転車に見えるがママチャリの一種であり、筋トレマシンであった。

フレームは鉄、パーツは時代遅れ、修理のことは考えられていない
そういう自転車だ。

だがこのルック車でも乗っていると結構楽しい、
とある事情で自転車通勤を始めて 片道約20kmの距離をほぼ毎日走破、低レベルながらベストな状態を保つため 週に一度のチェーン清掃、月に一度のハブとBBのグリスアップを行った。
おかげで整備技術と筋力は間違いなくUPした。

違った意味のスポーツ自転車である。