・BRM719宇都宮600km 顛末記


BRM719宇都宮600kmの翌日

目覚めて手元にブルベカードがある憂鬱
ブルベやってる方にはこの気持ちご理解いただけることでしょう

今回も昨年同様のDNFと相成りました。  



ブリーフィング風景、雨の600kmに挑む猛者たち

スタートしてほどなく鬼怒川沿いを進みます

川治辺り(約44km地点)で後輪がパンク

意外にもブルベ走行中のパンクは始めて

パンク修理後はこんなとこで思わず停止してしまったり

ルートから外れて道の駅湯西川の足湯でリラックス

と、余裕満々で進んでいると82km地点で轍にハンドルを取られ始める

前輪がパンクだ・・・・・・

ガソリンスタンドの敷地内でパンク修理していると通過する参加者から「またパンクですか?」の声と同時に電車の通過音、

そういえばすぐ近くに会津鉄道会津荒海という駅があった、こんな場所で何故荒海という名前がついたんだろう?

関係ないことを考えながらパンク修理、幸い予備のチューブは3本持ってきているのでまだ大丈夫

しかしPC1を前に2回目のパンク、あと何回パンクするんだろう、

思考の片隅には 『D・N・F』 の文字が浮かぶ

とりあえず進みPC1着は10時ジャスト


PC1を出発すると突然の冷たい強風後、雷雨

ブルベの神様、こんなところでも試練をお与えになるのですね

レインウェア上下を着込み雨に打たれながら大内宿を目指す

観光客であふれる大内宿を通過、楽しそうな観光客と息も絶え絶えの自転車乗りが交錯する

辛そうに見えますが自転車って楽しいんですよ~

PC2の少し手前で昨年の千葉600kmでPCだったファミマに寄り道

大きなイートインがあるので食事するには都合良い

PC2着は14:03

PC2を出ていよいよ上りに差し掛かるあたりで

スタッフからの応援だ! 戻ってパチリ

大峠トンネル前、休憩を促す看板を見てしまい思わず休憩

長いトンネル通過は喘息の危険があるので注意が必要!

さてさて、ここで喉の痛みがひどくなってることに気付きます

ここまでの上りでハーハーゼーゼーやってますからね~

湿度が高いとはいえ喉には悪いはず、扁桃腺が腫れてる痛みを感じます

大峠トンネルからは下り基調でPC3着、17:51

宮城スタッフの方にご挨拶し、後方にいる大まかな人数を伝えます

夜間走行の準備を行うと、車体装着のスーパードライブの電池が雨にやられて使用不可だったので

早速予備のバッテリーに交換


PC4までは平坦基調、扁桃腺の腫れが原因かな?発熱を感じながらの走行でPC4着は21:15

PC4から少し先のファミマで仮眠場所の情報を交換したあとは仮眠候補地へ向かいますがedge500に「電池少ないよ」の表示

バイルバッテリーから給電を開始しますが雨で壊れてしまったようで給電不可、こちらも予備のモバイルバッテリーに交換して給電

走行の記憶は上りの辛さと熱さ、暗闇、雨、下りの寒さと霧、どんどん減り続けるブレーキシュー

と、断片的なものばかり

睡魔に耐え切れずの仮眠、これが命取りでした

仮眠後は熱が上がり寒さを感じます

PC5へ2:56に到着するものの食欲なく味噌汁をすするだけ

PC5を出発直後、素敵な仮眠場所発見

30分だけ仮眠のはずが、目が覚めると周囲は既に明るく・・・・・・

まだ可能性はゼロじゃない、行けるとこまで進もうと思い

すずらん峠を越え、七ヶ宿へ向け登り始めますが、進むと汗だく、止まると寒い

体調も悪いことですしここらが引き際かな、と心がポッキリ


いつもの私なら自走で宇都宮を目指すとこですが、発熱したままで雨の中走るのは危険と判断、

レンタカーを借りるため駅を検索していると、東北新幹線白石蔵王が近いことが判明!

どうやらDNFポイントとしては妥当だったようです



新幹線に乗る前に落ち着いて食事をとり雨の中を頑張った愛車には

ハイオク満タン!

新幹線で宇都宮まではあっという間、瞬き一つで到着、

危うく東京まで行ってしまうとこでした。



宇都宮スタッフの皆様、長時間に渡るサポートありがとうございました。
参加者の皆様、いろんな会話ができて楽しく走行することができました。
またどこかのブルベでご一緒しましょう!


こんないろんな経験ができるブルベってやっぱり楽しい!