・BRM905顛末記

残念ながらDNFというより、私の体力では然るべき結果です
まずはログから、行って帰ってきただけです
その割に、追記長いです

 

140km地点の尾瀬御池ロッジがシークレットPCかな?

という思いもあったので、まずはそこを目標に進んでましたが

標高が上がるほどに寒さを感じ、手足に力が入らなくなり後2キロというところでついに押し歩きにすることに

この時点では14時前に御池ロッジに到着できそうだったのでギリギリ間に合う予定でした

しかし、しばらく押し歩きしているとガタガタと体が震えだしたので座って食料を補給

たまらずレインウエアを着込んでいるときマーボさんが力強く登って来たのでDNF宣言をして、道を戻ることに

古町まで下ると体の震えは熱だと判明

無理して進まずこの辺りで一泊しようと思い住民の方にお勧めの宿と料理について確認(そばアレルギーの私にはとっても大切)すると「どこに泊まってもそば出るよ」のご意見をいただく

次の宿場、大桃まで戻り数ある宿から川沿いにある一軒の戸を叩くが・・・

・・・誰もいない・・・・

背後からおばあさんが現れて「どうした?」と聞くので、宇都宮までの良い道順と宿を探していることを伝えると

「んじゃ入れ~」と先ほどの宿を指差すじゃないの!

こんな具合に宿が決まり、事情を話すと非常に手厚いおもてなしをしていただきました

お薬をいただき、「すぐに風呂と夕食を準備するから部屋で寝てろ」と

有り合わせと言っていた食事は夜朝ともに豪華!

いつもとメニューが違うので写真撮影NGでした


そして、DNF前の通過時、酒屋の自販機で水分補給中に酒屋のおかみさんから

「毎年大桃の宿に自転車乗り(競輪選手)がやってくる」と聞いてまして、

その宿が今回私がお世話になった宿だったようです


翌日はまだ熱っぽさが残ってましたが、意外なことに体は軽やか

なにせ10時間以上寝てましたから

帰路は一汗出た頃には熱っぽさもなくなり快調に宇都宮へ到着


普通に一泊二日の自転車旅行になってしまいましたが

人の温かさを感じた良い旅でした

BRMをDNFして温泉宿、これは癖になる



走行中に撮った写真は全部ブレブレ


遠ざかるマーボさん


特別漁区なんだ~、とか


去年パンクした橋、とか


ここは男鹿川だったんだ~、とか


工事大変だったろうな~、とか


帰路はどうでも良いものばかり撮りながら帰ってきました