・13猟目
2018年の初猟は元日に行ってきました
元日の早朝からウロウロしている人間なんていないだろうと思い出猟してみたものの、私って世間知らずなんだと思い知らされることになるのです
最後には楽しいイベントも発生
今日は道中の水路のカモが飛ばなかったので獲れそうな予感がしてたのに
猟場に近付くにつれ人が多くなってきた、散歩の方、初日の出を拝む方、酔っぱらって騒ぐ若者、ランナー、サイクリスト、いつもの3倍以上の人がいる・・・・・・
元日の早朝は人が多いのですね、知らなかった(^_^;)
でも猟場までは500m以上離れているので問題ない
猟場に到着し、慎重に慎重に足音も立てないように接近を開始しようとしたとき
対岸にバードウォッチャーを発見
ええ~っ、バードウォッチャー?!
いか~ん!
いつもいないのにこんな日に限ってー
バードウォッチャーまでの距離は約200m、目の前で撃つ度胸は持ち合わせておりませんので退却
「お前にカモはまだ早い」との神様からのお告げなのでしょう
いそいそと山へ引きこもり射撃の腕を磨きます
おお~神々しい
なにが祀られてるのか分かりませんがここで初詣
隣の山の頂上付近にも同じような石碑があり、巨木が立ち並んでいる
しかし途中の道が荒れ果てているので全く手入れはされてない様子
山の中にお邪魔している身としては、箒を持参して周囲の枯葉だけでも払ってみようという気になってきました
まずは未踏の地をウロウロ
鳥ってこの木々の間をすごいスピードで飛んでいくんです
倒木に腰掛けてきれいな空気を吸い、聞こえる音は鳥の鳴き声と木々の葉から落ちる露の音だけ
うん、こんな正月も良いんじゃないかな
一本の木に狙いを決めて4羽のヒヨドリを捕獲
これ以上獲る必要はないので早々と帰路につきます
途中でミカンを置いてある場所へ立ち寄ると、周辺に沢山のメジロが寄ってきてたのでミカンを2個奉納してきました(^^)
振り向くと頭上にヒヨドリが一羽飛来、撃たせていただきました
ところが、うまい具合に木の枝に引っかかり落ちてきません
石、枝を投げても落ちず
木に登り揺らすと周囲でヒヨドリがいっせいにギャーギャーと警戒の泣き声を上げる
気付かなかったけど結構な数のヒヨドリが近くにいたようです
で、結局落ちず
自宅からいろんなものをつないだ8mの棒を持ってきても届かず・・・・・・
さらに落ちている木の枝をつなぎ、さらにさらに木に登って何とか落とすことが出来ました
数十年振りの木登りは非常にデンジャラス
体が重く苦労して何とか登っても巧くバランスがとれず、足をかけた枝が折れ危うく落下するところでした
正月に良い歳した親父が必死で木にしがみついている状態は、傍からはとっても滑稽に見えると思います
でもね、私の中では「正月からこんなことして俺の人生まだまだ楽しいぞ!」なんです(^^)
今年も楽しい一年になりそうな気がしてきました