・釣りの原点を懐かしむ
夏風邪を拗らせてしまい3連休が消化されていきます
自宅で大人しくするために所有する書籍を読み耽ることに、
自然の中で大らかに育った少年時代を思い出し人生を振り返る良い時間になりました
私の少年時代といえば海と山、釣り、生き物、マンガ
海といえば、隣に住む4兄弟と一緒に魚介類を獲り、お昼は獲物を焼いて食べ、夕方まで海で遊び あまった獲物は自宅へ持ち帰り夕食や朝食に調理される
今では考えられないが親は一切関与してないし小学生が銛、ナイフ、鉈を持ち歩いていた
山といえば、夏休みのラジオ体操が終わるとカブトムシとクワガタを捕獲するために山へ向かう
中学生の先輩に先を越されて悔しい思いも沢山した でも顔見知りの先輩だけあって必ず捕獲した中から小さな個体を頂戴してましたけどね(^^)
このときもナイフと鉈を腰にぶら下げていた、今では絶対NGだ
この海と山に関しては必ず近所の年上の方と一緒だったので危険な生き物や食べられるもの(植物、動物ともに)等いろいろ教えてもらった
この辺りが生き物、ということになるのかな
マンガはジャンプ、サンデーが全盛の時代なので同年代は皆夢中になってた思いがある
いよいよ釣りだが、ここで父とその弟二人が登場する
釣りの仕掛けやポイントは父、船や機関、気象に関しては遠洋漁業に従事していた父の弟(叔父1)、ルアー釣りに関しては父の弟(叔父2)にお世話になった
学校が終わると速攻で魚釣り、学校に釣り道具を持っていくと怒られるので釣り場近くの漁港事務所に預けてた(これは叔父1の力添えがあったみたい)
ほぼ毎日が魚釣りで小学5年生の時には学校に許可をもらって放課後担任の先生と新しい場所へ釣りへ行くことも
学校の許可は、先生が生徒を自宅まで送っていくとか、自宅に真直ぐ帰らないで先生と釣りで遊ぶなんて異例だから必要になったのかな?
こんなこと今の小学校では絶対出来ませんね
勿論この頃は「釣りキチ三平」のアニメ放送が釣り好きを加速させている
この少年時代の釣りは非常に楽しかったが自宅の食卓に直結していた気がする
ルアー釣りは餌釣りの合間にチョロッとやる程度、スプーンを使ってジギングみたいなことをやってた
これが私の原点、私の素、新しいことを始める場合も、この原点が元になっている気がする
そして社会人になって「釣りキチ三平」の作者である矢口高雄氏の書籍に出会う
「ボクの学校は山と川」「僕の先生は山と川」
生まれた年代こそ違うが少年時代に経験してきたことは全く同じで
本の中に登場する景色や場所を求めてオートバイで秋田までツーリングしたことがある
それが25年前、今でいう聖地巡礼をしてたってわけ
その後バス釣りにドップリ嵌ってボートを手に入れ船舶免許を取得、父とその兄弟の集大成みたいになった
更に叔父2に教えてもらったことや譲り受けた書籍が大活躍する
ルアーを作成するようになり、それを販売するようにもなったが徐々に注文が増えると自分が釣りにいけないというジレンマがあり、人にために作成すること中断する
その後、矢口高雄氏の書籍は少し増えた
調べてみると他にも沢山あるようなので少しずつ入手してみようと思う
チョット余談になりますが
今の子供達に危険な生き物をリアルで教えることは難しいので 経験が伴わない知識だけが頭の中に入ってる状態になると思う
食べられるものに関しては自分の子にしか教えられない、だって親が嫌がりますから
実際食べられると教えても今の子供は口にしません そのように教育されているから
俺、文明が崩壊したら大活躍できそうです